アベノミクスの仕掛け人として、山本幸三地方創生相(68)は鳴り物入りで、初入閣を果たした。だが、本誌(「週刊新潮」)が“疑惑の国会質問”を報じてからはキナ臭い話が次々に浮かび上がり、遂には失踪者が出ている事件にも絡んでいることが判明。まさに、真っ黒大臣なのだ。 *** “お友だち内閣”の一角が崩れるのは、この人からに違いない。 政治部記者が解説する。 「10月3日の衆院予算委員会で、山本地方創生相は民進党の大西健介議員から“疑惑の国会質問”を追及され、釈明に追われました。筋金入りの“リフレ派”で、アベノミクス応援団の団長として初入閣を果たしましたが、さらなるスキャンダルが飛び出せば、さすがに安倍官邸もクビを切らざるを得ない状況です」 “疑惑の国会質問”とは、国会議員としての職務権限を濫用し、自身への利益誘導を図ったのではないのかと、本誌(9月8日号)が報じた問題である。 201