JR桃山駅の北東にそびえる赤黒い天守、伏見桃山城。これは元「伏見桃山城キャッスルランド」という遊園地の目玉建造物だった。キャッスルランドは近鉄グループの株式会社桃山城により昭和39年に開園した遊園地で、赤黒白のド派手な六層天守を旧伏見城 御花畑山荘跡に”築城”。しかし当のキャッスルランドは2003年に経営不振により”閉門”。天守も”破却”される予定だったが近隣住民からの強い要望により保存され、跡地は運動公園として整備された。天守の内部は開園中は公開されていたが、現在は耐震強度上の問題があり立入禁止。なおここには秀吉・家康が16−17世紀に建てた伏見城の遺構は無く、あくまで「場所が近いだけのお城風公園」であり、天守の種類で言うと場所も外観も史実に基づかない「模擬天守」にあたる。個人的には日本で一二を争う「カッコいい模擬天守」。 <基本データ> ●名称:伏見桃山城 (Wikipedia) ●所
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