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ブックマーク / ameblo.jp/kyupin (1)

  • 『脳神経外科病棟の窓の外に防護ネットが張ってあったこと』

    僕がポリクリを廻っていた当時、脳神経外科の病棟で、窓の外にネットが張ってあるのを見た。ポリクリメンバーの誰だったか忘れたが、それについて質問した。 その時の指導医によると、患者さんの飛び降り自殺を防ぐための防護ネットという。それが必要になるほど、脳神経外科では入院中の自殺が多かったようなのである。実際、防護ネットは他の科の病棟にはなかった。 ただし、当時の大学病院の脳神経外科病棟では、若い悪性の脳腫瘍の患者さんが相対的に多く、前途を悲観していた人たちが多かった。 人間は不思議なもので、極端に死に直面すると、少しでも長く生きようと思うのか、自殺がむしろ減少するように見える。しかしながら、疼痛が酷すぎるために自殺することはある。 身体疾患に限れば、一般人口に比し、最も自殺が増加する疾患は人工透析を受けている慢性腎不全患者である。一般人口の14.5倍と言われている。 人工透析を受ける慢性腎不全の

    『脳神経外科病棟の窓の外に防護ネットが張ってあったこと』
    maturi
    maturi 2014/06/11
    癌に限れば、頭頸部の癌とそれ以外の癌では自殺率が著しく異なる。この統計結果は、精神科的に極めて重大だと思われる。 頭頸部の癌:一般人口の11.4倍 頭頸部以外の癌:一般人口の1.8倍
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