『いま明かす戦後秘史 上』 桜田武、鹿内信隆・著/サンケイ出版1983年 対談集である。鹿内信隆は産経新聞の社主。 終戦の日と飛行機。下「」引用。 「櫻田 そうそう。そのときに朝、泉岳寺から都電の停留所へ降りましたところが、近所の店からラジオで「今日の正午に重大放送があります」というんですね。-略-一時ぐらいで会社に着いたんですよ。そうしたところが、いままでないものだと諦めていた戦闘機やもっと大きい飛行機が、ブンブンと海の方向へ向かって飛んでいくでしょう。これは、どういうことだと思って……。もう戦争に負けちまって駄目だと思うのに案外、日本の飛行機が海へ向かって出て行きましたね。」 終戦時、鹿内は陸軍から帰り、電波兵器を日本電子工業でつくっていたという。 女郎屋で詔勅を聞いたという鹿内。工場の寮は元女郎屋だったという。 マニラの寄宿舎で将校。下「」引用。 「鹿内 -略-その女子大生が日本の将
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