ハリネズミが神奈川県小田原市で野生化! ハリネズミが、小田原市で目撃されるようになったのは、1987年頃のことです。最初は、民家の庭先で何度か目撃される程度でしたが、年月が経つにつれ、森林や農耕地、梅林などで繁殖していることが分かりました。このハリネズミの野生化により生態系や農業への影響、人に感染するような病原体を、ハリネズミが持っているのかも知れないということから、野生化したハリネズミの捕獲が必要だと考えられています。 神奈川県小田原市で発見されたハリネズミは、アムールハリネズミとナミハリネズミ(別名:ヨーロッパハリネズミとも呼ばれています。)という2種類のハリネズミでした。本来の生息地ですが、アムールハリネズミは東南アジアに生息し、ナミハリネズミは中央ヨーロッパから西ヨーロッパで生息しているため、発見されたハリネズミは、ペットとして飼われていたものが脱走した、あるいは飼育することができ