【承前】 ネットで "Pacific Rim"(movie)を調べた。カタカナの「パシフィック・リム」ではなく英語のそれだ。"Cool Japan" が本当であれば、英語圏のサイトには "cool" の言葉が乱れ飛んでいても良い筈だが、実際には "silly" "stupid" "ridiculous" "unwise" "childish" 等といった悪罵も多く見掛けた。 同映画にも登場する「有人巨大人型兵器」は、「マジンガーZ」以来の日本特有の「妄想の様式」である。従って英語を話す人達は、その様な「異文化」の「妄想の様式」に対して、彼等の現実的なものに対する単語である "robot" とは呼ばず、"mecha(mech)"=「メカ」というエキゾチックな「日本語」を当てたりもする。 メカは "mechanism"(機械装置)または "mechanical"(機械の)を略した日本で生まれた