1. 不正統計の概要まず話題となった不正について簡単に触れておきますと、ことの発端は総務省が、全数調査の「500 人以上規模の事業所」に対する値が、平成 29 年と 平成 30 年で数値が不連続になっているとの指摘をしたことから始まります。 その後、詳しく調べていくと以下のことが発覚し、世間へと公表されました。 ちなみにここで紹介している内容はきちんと厚生労働省から発表されていますのでご参考ください。(こちらからどうぞ) 1. 全面調査するとしていたところを抽出調査で集計している箇所があったこと こちらのデータは都道府県別でさらに事業規模別に集計がなされるのですが、東京都の「500 人以上規模の事業所」において、本来は全面調査するところを抽出調査していたことが発覚しました。 全数調査であれば調査の対象となる事業所数は1464箇所でしたが、実際には491箇所だったとのことです。 これでは集計