以下は、文脈の理解がないまま総決算を観る実験です。つまりは仮面ライダー本編を一切観たことがないまま「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」を観るとどういう感想を抱くのかという人体実験です。とかく特撮にうとい人生でした。観たことがあるのは、レンタルビデオ店のウルトラマンの怪獣図鑑みたいな怪獣の登場シーンを集めた総集編ビデオくらいで、戦隊ものもライダーも本編を観たことは一度もありませんでした。仮面ライダーの知識としては、石森章太郎が原作だということと、バッタの改造人間でバイクに乗ってキックをするということくらい。敵がイーッと言うショッカーとかいう黒タイツの連中であるということ。あとは「アオイホノオ」と「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」を読んでいるということ。私の体内には、ライダーを楽しむ文脈どころか、「ヒーローもの」を楽しむ文脈すら根付いておりません。 じゃあ、なんで観よ
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