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ブックマーク / note.com/kenjoh (2)

  • 「年収の壁」という人々を不幸せにする言葉――予言の自己実現がもたらす就業調整|kenjoh

    勿凝学問409「年収の壁」の賑わいは、なぜ起こっているのか慣れているから驚きはしないが、また、社会保障の制度を知らない者たちが、勘違いをして大騒ぎをしている。社会保障での騒動は、だいたい制度を知らない者が震源地となる。巷間賑わしている「年収の壁」というのもそうであり、彼らには税と社会保険料の違いがわからないらしい。社会保険料には給付があり、その給付は、人々が抱える様々な生活リスクからその人の人生を守る役割をはたす――いわゆる「防貧機能」。老後の長生きリスク、遺族になるかもしれないリスク、障害を負うことになるかもしれないリスク。そして、医療面でもしかり。 社会保険料の支払いには目に見える給付があることが理解できない彼らに言わせると(学校ではまともに教えていないわけだが)、働く側は、税や社会保険から所得を守り、働き損にならないために就業調整をすることになるらしい。そして働く人たちが就業調整をす

    「年収の壁」という人々を不幸せにする言葉――予言の自己実現がもたらす就業調整|kenjoh
    maturi
    maturi 2023/02/25
    Post Truthの時代では、はじめから聴衆の賛同を得やすい人気のある考え方につなげるためのプレゼン資料の方が、政策を動かす力を持つのかもしれない。であれば、ペンはPost Truthよりも弱し、そういう時代のただ中に
  • 社会保障と経済成長――需要からみた国民経済|kenjoh

    勿凝学問407 「選択する未来2.0」(内閣府)というところで話をした記録である。 第7回「選択する未来2.0」(2020年4月27日)は、朝7時半からzoomオンライン会議。 当日の配付資料講演録「選択する未来2.0」第7回議事要旨より。 ○座長 第7回目の「選択する未来2.0」を開催する。 初めに権丈委員から社会保障と経済成長について15分ほどお話しいただき、その内容について質疑応答を15分程度させていただく。その後、これまでの議論の振り返りを行った後、1時間ほど自由討議をしていただく。 ○権丈委員 日は、「社会保障と経済成長」というテーマで報告させていただく。結論から述べると、日の経済は、こうした会議や民間のがんばりのおかげで、他国と比べ遜色のない成長を遂げてきた。しかし、もう少し賃金を上げる努力をして所得を今よりも平等に分配していけば、さらに成長するのではないか。そのためには、

    社会保障と経済成長――需要からみた国民経済|kenjoh
    maturi
    maturi 2020/08/18
    ”社会保障は基礎的消費部分を社会化することにより、広く全国に有効需要を分配するための経済政策として機能する”  そのような指摘は当たらない。需要不足=デフレは貨幣現象。マネタリーベースでかいけつ!
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