江崎グリコは6月1日出荷分から順次、アイスクリーム類65品と牛乳類15品を価格改定する。 アイスクリームは出荷価格で4～10％引き上げる。対象商品は「パピコ」「アイスの実」「ジャイアントコーン」「牧場しぼり」各種など。 牛乳類は出荷価格で5～6％引き上げる。対象商品は「グリコ牛乳」「高原特選牛乳」「グリコJA牛乳さが生まれ」「ビン牛乳」「幼児優良牛乳」各種。同社は「多くの原材料・エネルギーコストなどの価格上昇の影響を受けて、なお一層厳しさを増す状況にあり、これらのコストアップ要因は今後も継続することが予想される」とし、経営の合理化・効率化のみでコストを吸収することは非常に困難なことから実施を決めた。

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ロッテは、2023年3月1日出荷分から市販用パーソナルアイス16品、4月1日出荷分から市販用パーソナルアイスのエリア限定商品3品について、希望小売価格を6.6％～28.5％引き上げる。物流費、原材料および包装資材価格の高騰を受けた対応措置。同社では今年7月にもパーソナルアイスの価格改定を実施している。 主要商品の税別新価格は「爽」シリーズ3品160円（現行150円）、「クーリッシュ」シリーズ3品160円（150円）、「雪見だいふく」シリーズ2品160円（150円）、「モナ王」シリーズ2品160円（150円）、「BIGスイカバー」110円（100円）など。 ロッテは価格改定の理由について「これまで品質を維持しながら合理化・効率化によりコストアップを吸収する努力を続けてきたが、企業努力によるコスト上昇分の吸収が限界を超えてきている」と説明している。

イオンは21日、イオンのプライベートブランド（PB）「トップバリュ」の食料品と日用品約5000品目の大半の価格維持を発表するとともに、「トップバリュベストプライス」の「マヨネーズ」「ノンフライ麺」「外箱を省いたティシューペーパー」3品の7月4日からの値上げと「さらっと仕上がる キャノーラ油」の休売を明らかにした。 休売の理由について、21日取材に応じたイオントップバリュ社の森常之取締役副社長戦略本部本部長は「油の価格が3ヵ月おきに上がっていく中で、我々としても安定的にお客様への商品としてのご提案ができないということで、いったん休売にしてきたい」と語る。 「キャノーラ油」は7月中をめどに休売され、この代替として「サラっとしてクセがないサラダ油」の販売に注力していく。 「サラダ油」は、うまみのある大豆油にキャノーラ油をブレンドしたもので「5月から『キャノーラ油』と並行して販売していて大変ご好評

にんべんは2023年2月1日出荷分から家庭用・業務用・百貨店向け一部製品の価格改定を実施する。対象製品は本節（1本もの）、フレッシュパック類、削りぶし類、だしパック類、だしの素類、ギフト類。それぞれ約15％の値上げに踏み切る。 同社は調達や生産の合理化などを推進しコスト吸収の努力を重ねてきたが、かつお節の原料となるカツオの取引価格や資材価格が高騰し製造コストが増加する中で、価格改定を実施せざるを得ないと判断した。

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井村屋は9月1日出荷分から、一部の商品で価格を改定する。菓子、冷菓、冷凍食品など合計39アイテム、改定率は3.8～14.3％。原材料、包装資材の価格高騰に加え、物流コストの上昇が続いており、生産性向上などの企業努力を継続してきたが、コスト上昇による影響を吸収するのは困難な状況としている。 対象は冷菓商品の「あずきバー」「やわもちアイス バニラ」など25アイテム。菓子商品では防災食として広がっている「えいようかん」「チョコえいようかん」の2アイテム、食品商品では「北海道つぶあん」「北海道こしあん」の2アイテム、冷凍食品では「2コ入大豆ミートまん」「井村屋謹製カリーパン」など6アイテム、冷凍菓子では「業務用冷凍カステラ」「4コ入大福」など4アイテム。

ハナマルキは4月1日出荷分から、製品の一部の出荷価格を改定する。製品により約5～13％の値上げとなる。同社は08年3月以来、今日まで出荷価格を維持してきた。この間、諸原材料価格の上昇が続く中、合理化や効率化によりコストダウンを実施する努力を続け、価格の維持に努めてきた。しかし、近年の原材料価格や包装資材などの高騰により、これまでの企業努力では現行の販売価格の維持が大変厳しい状況となった。 子会社のマルダイ味噌販売も4月1日から、製品により約4～7％の出荷価格の改定を行う。

加藤産業はジャム製品の価格を改定する。世界的な天候不良と需要増加により、果実原料の価格が高騰しているため。 対象となるのは「カンピー ブルーベリージャム」2品と「GREEN WOOD」シリーズ15品の計17品。 「カンピーブルーベリー780ｇ」は560円から620円に、「同300ｇ」は300円から330円に、「GREEN WOOD 手造りジャムいちご320ｇ」は630円から680円に、「同JAS特級いちごジャム280ｇ」は400円から420円に、「同 有機いちごジャム230ｇ」は455円から480円にそれぞれ値上げされる。4月1日納品分から。

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北里研究所は7日、北里大学・Epsilon Molecular Engineering（EME）・花王の研究グループが新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）に対して感染抑制能（中和能）を有するVHH 抗体の取得に成功したと発表した。 北里研究所では「今回の成果は新型コロナウイルスの治療薬や検査薬の開発につながることが期待できる。今後、今回の成果を世界中で活用できる方法について検討し発信していく」との考えを明らかにした。 花王はEMEと候補VHH抗体の配列情報を取得するなどして研究に参画。北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学 I 研究室（片山和彦教授）は、いち早く開発した新型コロナに対する薬剤の不活化効果を評価する技術を用いて、花王が提供した候補 VHH 抗体の新型コロナウイルス粒子への結合と、中和活性の有無を確認することで感染抑制能を評価。その結果、VHH抗体を添加した場合に新型