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ブックマーク / uruya.hatenablog.com (1)

  • 天山を越えて / 胡桃沢耕史 - uruya’s diary

    天山を越えて 日推理作家協会賞受賞作全集 (43) 作者: 胡桃沢耕史出版社/メーカー: 双葉社発売日: 1997/11メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見る衛藤良丸は自称作家の老人である。来の生業は仕立て屋で、戦時中の体験をもとにした小説を、ひとつだけ同人誌に発表したことがあるのみだ。ところがそれが、どうしたわけか賞の候補に選ばれた。結局歯牙にもかけられないかたちで賞は逃したが、そのことが同人の嫉妬を買い、小説の続編を書いてはいたものの、ついに発表されることはなかった。古ぼけた文化住宅に住んで、かたくなに建て替えに反対している、老いた仕立て屋。無類の選挙好きで集票能力があるため無理に追い出すわけにもいかぬ頑固老人。それが現在の衛藤良丸のすがたである。 そんな衛藤が「烏魯木齊へ行ってくる」との書き置きをのこし、突然失踪した。直前に、聞いたことのない言

    天山を越えて / 胡桃沢耕史 - uruya’s diary
    maturi
    maturi 2014/05/11
    絶賛
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