一関市花泉町で、秋の味覚であるナシの収穫が本格化している。同町金沢の菅原園(菅原隆男園主)でも「なつしずく」などが鈴なりに実り、厳しい暑さの中で関係者が作業に汗を流している。 同園ではリンゴ、モモ、プルーンなどの果樹を栽培。広さ約30アールのナシ畑では「豊水」「あきあかり」「あきづき」など約10種類を育てており、収穫は11月中旬まで続くという。 現在収穫しているなつしずくは、わせ品種の青ナシ。菅原園主は「今年の実はよく育っている。日に日に暑くなってきており、夜にもっと涼しくなってくれればなおよい」と語り、黄色がかった実を丁寧に摘み取っていた。