タグ

ブックマーク / www.yodosha.co.jp (5)

  • 【第77回 ワルファリンと殺鼠剤】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ

    われわれの研究室では,救急医学の研究のために犠牲となったネズミの祭壇をつくり,日々感謝しています.しかし,研究室の外ではネズミは感染症を媒介したり,大切なものをかじったりする嫌われ者で,ネズミを駆除するために古くから殺鼠剤が使われてきました. この殺鼠剤の主成分は,皆さんがよくご存知の抗凝固薬ワルファリンです.ワルファリンの発見は,1920年代に米国中西部で起きた大量の牛の変死事件がきっかけです.牛の飼い主の酪農家と獣医は,牛の死因が大量出血であり,カビが生えたスイートクローバーという牧草に原因があることを突き止めました.その後,研究のためにスイートクローバーの葉と死んだ牛の血液がウィスコンシン大学に運ばれ,原因となる物質が同定されました.それがワルファリンです.ワルファリンという名前は,ウィスコンシン大学研究基金(Wisconsin Alumni Research Foundation:

    【第77回 ワルファリンと殺鼠剤】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ
    maturi
    maturi 2022/02/11
    ちなみに東京のドブネズミやクマネズミは,いまや80%以上がワルファリンに対する抵抗性を獲得してしまったそうです.Li T, et al:Identification of the gene for vitamin K epoxide reductase. Nature, 427:541-544, 2004(PMID:14765195)
  • 【第47回 カリフォルニアから来た娘】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ - 羊土社

    The Daughter from California Syndromeという概念があります.皆さんはこの疾患名を聞いて,どのような疾患を想像しますか? 病院は全員が元気になる場所ではありません.岡山大学病院高度救命救急センターにも,高齢や悪性腫瘍や慢性疾患の末期,心筋梗塞や脳卒中で回復が見込まれない患者さんが来ることも少なくありません.そういう場合には,患者さんのご家族,患者人に予後不良である旨を説明し,医療チームとくり返し話し合いをする過程で,人生の終末期に過度な医療が行われることを避け,穏やかに最期のときを迎えることを提案することがあります.この過程を,終末期医療におけるACP(Advance Care Planning)といい,研修医の先生に必ず知っておいていただきたい言葉です. こうやって,何度も話し合いをして決めた方針があるにもかかわらず,遠方に住む娘(あるいは息子)が突然

    【第47回 カリフォルニアから来た娘】こんなにも面白い医学の世界 からだのトリビア教えます|プライマリケアと救急を中心とした総合誌:レジデントノートホームページへようこそ - 羊土社
    maturi
    maturi 2019/08/31
    息子ではなく娘、なのか
  • [インタビュー]基礎研究の入口かつ出口としての好奇心:実験医学600号突破記念号特設サイト

    実験医学600号突破記念号より 基礎研究の入口かつ出口としての好奇心 [インタビュー]谷内江 望,荒川和晴 編集部より 研究のモチベーションは何か.医学研究と科学研究とでその意味合いは変わると思いますが,両者に共通するものに好奇心が挙げられます.一方,いま医学・生命科学に残されたクエスチョンは往々にして複雑で,個人の好奇心で取り組めるレベルを超えているという話も伺います.また,基盤的研究費が減り,競争的研究費は「役に立つ」ことを主張しないと通りにくいと囁かれる昨今,好奇心の対象と仕事の研究の間にギャップがあり,研究を心から「楽しい」と言えない方が増えているようです. そこで記事では,慶應義塾大学の荒川和晴先生,東京大学の谷内江 望先生に“いまどき”の若手研究者の基礎研究との向き合い方をテーマに対談いただきました.荒川先生は“最強生物”クマムシの研究の仕掛人であり,他にも人工クモ糸の事業化

    [インタビュー]基礎研究の入口かつ出口としての好奇心:実験医学600号突破記念号特設サイト
    maturi
    maturi 2017/07/27
    いま大規模先端装置で世界に広く普及している次世代DNAシークエンサーとかクライオ電子顕微鏡とか,全部海外メーカーです.試薬も海外メーカーのものが多く,税金からいただいている研究費がどんどん海外に流れている
  • inflammasome:バイオキーワード集|実験医学online:羊土社

    maturi
    maturi 2013/03/22
    痛風・中皮腫のニュースから
  • あの先生に会いたい!レジデントノート・インタビュー番外編 - 羊土社

    レジデントノートインタビューコーナー『あの先生に会いたい!』では,さまざまなフィールドでご活躍中の先生に,医師として歩んでこられた道のりや,現在,そして将来のこと,さらに私生活とのバランスの取り方などについて語っていただきます.また番外編では,誌に収まりきらなかった内容をホームページ限定で紹介していきます. 番外編2 エビ固め事件 その1 名郷先生(以下敬称略):地域医療から大学に戻った頃,何だ,「Clinical Epidemiology」ってと思ったのだけど,暇だったし英語の勉強にもなるし,英語の教科書を読むなんてちょっといいかもしれないと思ってわざわざ取り寄せて読んだんだよ.そうしたら,それが非常に面白かった.そこからだね. その頃実は,やる気がないとは言いつつ,やはりいろいろな疑問はあって,そのなかの1番大きな疑問が,高齢者の孤立性収縮期高血圧のことだった.「動脈が固くなってるん

    maturi
    maturi 2010/02/03
    "~という意見が多い」と書いてあったんだ.「意見が多い」と.こういうことは多数決で決めるようなことではないのに,なんてトンチンカンなこと思って.今は「これはエビデンスがない」ということだよと理解できるけ
  • 1