JPモルガン証券は6月の月報で、広告業界の足元の需要は前年同期比2桁減のペースで広告業界への投資スタンスは弱気継続とするが、夜明けの前が一番暗いの例えもあり、そろそろ広告需要と業績モメンタム打ちのタイミングを探る時期に来ていると解説。 電通(4324)の投資判断は「Neutral」継続で目標株価2,100円。広告需要の厳しさは既に株価に織り込まれた。 今2009年度の営業利益は59.6%減益予想だが、第3四半期(10〜12月)に広告需要の減少率は縮小、第4四半期(1〜3月)には緩やかに回復へ向かうので、業績は第1四半期、第2四半期が底と予想。 来2010年度は広告需要回復に加えて、「FIFAワールドカップ 南アフリカ大会」関連の収入の寄与が見込め、30%営業増益を予想。 博報堂(2433)の投資判断も「Neutral」継続で目標株価は5,300円と解説。 従来型マスメディア(新聞