こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は朝から何となくぼんやりして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はこちら。 昨年のDiabetes誌に掲載された、 1型糖尿病の予防における、 グルカゴンの影響排除の効果についての文献です。 これはアッと驚くような内容のもので、 これまでの糖尿病の考え方を、 一変させるようなインパクトを持つものです。 ただ、その後のこの分野の総説などを読むと、 ややトーンダウンしている印象もあります。 しかし、 いずれにしても、 糖尿病の診療における、 かなりのブレイクスルーが近付いていることだけは、 確かなことのように思います。 糖尿病とはどういう病気でしょうか? 一般的なこれまでの考え方は、 ブドウ糖を身体の細胞で利用するために不可欠な、 インスリンというホルモンが、 不足しているかその働きが充分でないために、 ブドウ糖を身
