川島なお美さんのご病気について詳細に触れることで、 「尊い命が帰ってくるわけではないから、無意味な議論だ」 「単なる水掛け論に過ぎない」 というコメントをいただきました。確かに、そのような側面もあるかもしれません。しかし、エモーショナルに「なんとなく論」に落とし込むと、その後には何のフィードバックも生まれません。ひとつひとつの反省や検証を積み重ねてきたことで、今の医療は成り立っているからです。 そのようなコメントを強調する人ほど、どこかで「他人事」になってはいないでしょうか。思考を停滞させてはいないでしょうか。 川島なお美さんのエピソードをふまえて、このブログで訴えたいことは、今後「がん」という病気が自身の現実 (リアル) として訪れた時に、正しいベクトルで自身の「がん」のこと、自身の「人生」のことを、面倒くさがらずに考えて欲しいという願いがあるからです。 前々回のブログで取り上げました、