皆さんには、自分のすべてをささげてもいいと思えるほどのアイドルっていますか? 「その人」は小学生の頃、50歳以上も年の離れたある大女優に恋をしました。寝ても覚めてもその女優のことばかり考えた学生時代。大人になり、呉服店の仕事を始めたのも、着物道楽だった女優に影響を受けたからでした。そして、大女優は95歳で亡くなります。 40代になったそのファンは、世間から大女優の記憶が忘れ去られていくのが耐えられず、ある行動に出ました。ファンならではの熱い思いがそこにはありました。(高知放送局記者 野町かずみ) その女優の名は山田五十鈴(平成24年没・享年95)。日本映画の巨匠・溝口健二監督「祇園の姉妹」や黒澤明監督の「蜘蛛巣城」などに出演し、戦前から銀幕の大スターでした。70年以上にわたり活躍し、女優として初の文化勲章も受章しています。 高知市で呉服店を営む美馬勇作さん(47)は、小学生の頃にテレビで見
なぜ秋葉原から「本当のオタク」がいなくなったのか 世界有数の電気街として知られる東京・秋葉原は、テレビやPCなどの家電からコンデンサや抵抗器といった電子部品まで、機械なら何でも手に入るだけでなく、アニメグッズやゲームセンター、メイドカフェなどサブカルチャーの街としての側面も持つオタクの街。それが一般的なイメージだろう。 しかし、今の秋葉原の実態は観光客向けの形骸化した萌えとインバウンドの街であり、オタクの街ではない。それが秋葉原に10年以上通う私の意見だ。 現在ではPCパーツや電化製品はECサイトの価格競争により、秋葉原で買ったほうが安いという状況はほぼなくなり、すぐに欲しいという状況以外では秋葉原で買う理由を見出せない。もちろんセールで最安値になることもあるが、かつてのように、フラッと訪れても得な買い物はできない。 全盛期の秋葉原は、店員もオタクだった。商品のことを尋ねると、自らの経験や
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