バレンタインが来るたびに、清瀬警官刺殺事件のことを思い出す。 今年もなんとなく思い出していたのだが、この事件、今年ついに時効となったのだそうだ。 事件の概要は、1992年2月14日に東京都清瀬市の交番が何者かに襲われ、詰めていた警察官が刺殺されて警官の携帯していた実銃(恐らくニューナンブでしょう)が奪われた、というもの。 とうとう犯人は捕まらず、奪われた拳銃も未だに見つからないまま、事件は闇に消えることになってしまった。 実は、僕はこの事件と奇妙な縁がある。 今を去ること13年ほど前。まだ僕の髪が黒かった頃のことなのだが、僕はこの事件の参考人として事情聴取を受けたことがある。 なんでそういうことになったのかについては、追って記してみよう。 当時、僕は知り合いの編集さんから、「いろいろあって社員が一斉にいなくなってしまった角川メディアオフィス(KMO)の後詰めをやらないか」と誘われ、その頃飯