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ブックマーク / toyokeizai.net (4)

  • 日本医師会「早く緊急事態宣言を」の深刻事態

    「(専門家会議の)メンバーの中では、もう緊急事態を宣言したほうが良いのではないか、という意見でほとんど一致している」 3月30日に行われた日医師会の緊急記者会見。医師会の常任理事で、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーでもある釜萢敏(かまやち・さとし)氏はこう訴えた。 「宣言すべき」との意見が一致しているというのは、同日に専門家会議が行った非公式の情報交換ミーティングの中での話だ。そのミーティングには厚生労働省の担当者も同席していたという。 加速する都内の感染ペース 医師会が危機感を滲ませたのが、東京都で急増する感染者への対応だ。東京都では、3月24日まで1日あたり20人に満たなかった新規感染者数が3月25日に一気に倍増。3月28日からは毎日60人を超える感染者が判明し、拡大のペースが加速している。 「現状、なんとか病床は確保できている」。東京都・福祉保健局の担当者は連

    日本医師会「早く緊急事態宣言を」の深刻事態
  • 「アマゾン火災」がここまでヒドくなった理由

    【2019年8月25日13時45分】初出時に誤訳がありましたので、当該部分とサブタイトルを訂正します。 世界から注目が集まっているブラジルのアマゾンで多発している火災によって、これまでにない規模の熱帯雨林が焼失している。今年に入ってからだけでも8月20日までに7万4155件の火災が発生し、その数は前年同期比で83%も増加。しかも、人工衛星が確認したところ、8月15日からわずか1週間で、9507カ所で火災が発生しているというのだ。 これに対して、フランスのエマニュエル・マクロン大統領は22日、「われわれの家が燃えている。文字どおり。地球上の酸素の2割を生み出す『肺』、アマゾンが燃えている。これは国際的危機だ」とツイッターで警告。「G7のメンバーの皆さん、ぜひこの緊急事態についてすぐに話し合いましょう」と、24日に開幕する日米欧の先進国首脳会議(G7サミット)で議論する考えを示した。 気候変動

    「アマゾン火災」がここまでヒドくなった理由
  • ニュー新橋ビルのすぐには解決できない悩み

    「ビルの建て替えを計画しているが、実現するのは早くて5、6年先。その間に大地震が発生するとも限らないので、耐震改修の検討を始めた。問題は、その費用をどう確保するか」 おじさんサラリーマンの聖地、JR新橋駅の駅前に建つ「ニュー新橋ビル」が、耐震強度不足ビルとして「実名」を公表された。テレビ街頭インタビュー場所の定番、新橋SL広場に面し、1971年に完成した地上11階地下4階の商業・オフィスビルである。 3月29日に東京都が発表した「耐震診断が義務付けられている建築物の耐震診断結果等の公表について」で、同ビルは、震度6強~7で倒壊する可能性が高い「安全性の評価Ⅰ」の建物とされている。東洋経済オンラインでも「独自マップ!東京23区『危ない建物』はここだ」(4月13日配信)、「注意!東京23区『大通り沿い』危ないビル一覧」(4月20日配信)、「六木ロアビルが姿を消さざるを得ない事情」(4月25日

    ニュー新橋ビルのすぐには解決できない悩み
  • 稚魚が取れない!「ウナギ価格」高騰の懸念

    いよいよウナギが“高嶺の花”になってしまうかもしれない。 ニホンウナギの稚魚が深刻な不漁に陥っている。例年、11月ごろから始まるウナギの養殖だが、2018年度(17年11月以降)最初の2カ月間で国内の養殖池に入れられたのは、わずか0.2トン。1年前の同時期の5.9トン、2年前の2.9トンと比べても非常に少ない。「こんなに取れないのは初めてじゃないか」(日鰻輸入組合の森山喬司理事長)。 不漁原因の特定は難しい 稚魚の取引価格にも影響が出始めた。森山理事長は「輸入物を国内に卸す価格は、1月22日時点で1キログラム当たり390万円になった」と明かす。これは記録的不漁だった2013年度の平均価格248万円を大きく上回る。 ウナギは生態がほとんど解明されておらず、完全養殖による量産方法が確立されていない。そのため、川から稚魚を捕獲して成魚に育てるしかない。日で生産される品種のほとんどがニホンウナ

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