メールの形式には文書のみで構成される「テキストメール」と、画像の挿入や文字加工で見た目を整えた「HTMLメール」があります。メール配信を行うときに担当者が頭を悩ませるのは主に「配信内容」や「タイトル」ですが、その土台となる形式について考えるタイミングは意外と少なかったりするのではないでしょうか。 今回は、テキストメールとHTMLメールの特徴を基に比較をして、それぞれに合った活用シーンをご紹介します。 BtoBではまだテキストメールが主流 一般社団法人日本ビジネスメール協会が発表している「ビジネスメール実態調査2023」によると、「仕事上、メール形式は通常何を使っていますか」という質問に対して、「テキスト形式」と回答している人は60%ほどでした。メールを送る目的の大半が通常の連絡であることを踏まえると、現実的な調査結果ではないでしょうか。 日々配信されるメルマガを見ていても、会社のメールアド