■[ひとり言]本屋さん入れ食いの巻 今日、というか、昨日。働いている本屋さんのバックヤードでボーっとしてると、万引きG麺の人がG面メンバーどうしで会話してた。 「おいお、田中ちゃん(仮名)どうよ。いくついけた?」 「いやー、今日あれっスね。入れ食いッスよもう」 「おおっ。チョーシ良いねぇ」 「えー、そうっすねー。あのですね、あそこなんですよあのゴニョゴニョ(内容聞き取れず)ってなってるとこありますよね?そこですわ(笑)あそこで3,4回くらいいったんス(笑)」 「だろっ(笑)あそこはなー、ねらい目なんだよなー」 「ですねー」 なんだよ。本屋でつりの話かよ。って思ってたら。 「なんか、休日だから多いっすねー」 「そうだなー。わざわざ休みの日に万引きしに来てんじゃねーよっつー話だな(笑)」 万引きの話かよwwww しかも、入れ食いですか。 その後、お二人にいろいろ万引き警備状況についてお話を聞き
■[雑記]棚占拠問題。被害妄想編 書店への不満を。 被害妄想入ってますが、勘弁してください。 ●書店の棚を幅広く占拠して居座り続ける『オーフェン』や『スレイヤーズ』って邪魔でしょうがない - うぱ日記 こちらの記事に言及してくださった方や、コメントをくださった方の、意見を聞いているうちに、どうも、売る側と買う側との間に意識のズレが有るような気がしました。 「書店員に話しかけて、どれが1巻か聞くなり、中身を確認させてもらえば良い」という意見を頂きました。 けど、僕だけかも知れませんが、書店員って、話しかけづらいです。 はっきり言ってしまえば、 書店員は、商品を売るお店の中でも飛び抜けて話しかけにくいです。 家電量販店なら、「声かけて」の腕章をしているし、問い合わせ専用のスタッフが巡回しているから、声を掛けやすいんですよ。 以前、行ってみた古本屋ですら「目的の本がなければ、声かけて」って張り紙
出版業界, 雑考 | 02:13 | ちょくちょく書いている業界絡み、部数等のデータ絡みのエントリです。今回のテーマは、配本システムと特約店制度。書店を取り巻く配本システムについて述べた後、ラノベレーベルのそれを中心に特約店制度についても考えてみたいと思います(凄く長いです)。とは言っても、いつもの通り、かなりの部分で類推を含みますので、そのまま信用できるかどうかは保証の限りではありません。引用等に当たっても、その点ご注意いただきたく存じますー。 さて、書店員の皆さんや、ヘビーな読書人の方々に於かれては先刻ご承知の通り、出版業界に於ける本(完成品)の流れは、版元(出版社)→取次→書店、という風になっている。直販*1などこの限りではないが、大半はこの流れに乗っているとお考えいただいて結構かと思う。そして、これまた人口に膾炙した事実として、上述のシステムの中で取次が絶大な権力というか、本の流れ
本のメルマガ vol.217 に万引きの話がのっていた。昨年度の私の勤務する書店の最終ロス率がだいたい2%強だった。細かい計算は省くが、ごくおおざっぱに言って一日40,000円分の商品が売り場から消えている勘定になる。40,000円ですよ? もちろんロスが生まれる原因は万引きだけではないが、それにしても一日40,000円、一ヶ月に1,200,000円、一年間に14,400,000円という金額の書籍の、確実に大半が万引犯の毒牙にかかっているのである。その金額で、アルバイト16人、正社員なら中堅を3人雇えるとのこと。それぐらい日々万引きで損失が出ている。うはー! 保安会社との契約もバカにならないだろう。そしてこの万引きによる損失額を売上でカバーしようとすると、「実に57,600,000円の売上を立てないとこの損失を埋めることができない!」とのこと。本が1冊万引きされたなら1冊余計に売ればいいじ
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