少年ジャンプの付録に捺染紙が混入 日本雑誌協会は、12月15日の理事会で、捺染紙の取扱いを自粛することを決めた。 捺染紙とは「アイロンプリントの紙」で、再生紙工場に雑誌類と一緒に持ち込まれると、見た目で判別できないため、除去できずにその他の紙と一緒にリサイクル工程へ流出してしまい、これが製紙会社でトラブルの原因となっている。今秋以降に捺染紙が混入した再生紙からシミが発生するトラブルが起きたため、古紙再生促進センターは11月に捺染紙の取扱いの自粛を要請していた。 この問題では、8月に発売された「週刊少年ジャンプ」の付録で同紙が使用され、現在古紙回収業者は1冊ごと手作業で同誌の付録を取り除く作業をしているという。(新文化紙ほか) Tweet