立花隆氏が大学の講義で『ブラックジャックによろしく』を取り上げたり、単行本が計1千万部も売れるなど、社会派の超人気漫画家として知られる佐藤秀峰氏が自身のブログ上で、「漫画貧乏」について6回にわたって実態を報じた。大手出版社が自らの正社員の高給を維持するために、力関係で劣る漫画家から搾取し、日本が国際競争力を持つ漫画のカルチャーを破壊しつつある醜悪な実態が浮き彫りとなっている秀逸なルポだ。 このような形で原稿料などの情報を公表・共有することは、情報格差を埋めることになり、極めて重要なことである。MyNewsJapanも原稿料データベースを作成している。 佐藤氏は73年生まれで、98年3月に漫画家デビュー。2002年2月から講談社『週刊モーニング』で『ブラックジャックによろしく』の連載を開始し、その単行本が1巻目から100万部を超えるなど、大ヒット漫画家に上り詰めた。 だが、講談社社員による、
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