6月14日、株式会社ビルドアップは、「ハイクオリティ・スーツ“パンダ”」のマスコミ向けスチル・ムービー撮影用デモを狛江市の多摩川河川敷で行なった。 このパンダスーツは従来の着ぐるみよりも優れた表現を可能にするスーツ。一部TV番組で使用され、注目を集めていた。 頭部に仕込まれたサーボモーターで表情を表現できるほか、肉の厚みや自重を表現するインナー部分と毛皮のアウター部分を分離したことで「まるで本物のようなボディ」を実現するもの。 着ぐるみの中に入るスーツアクターは、筋肉の動きや厚みを表現するための、ウレタン製インナーマッスルスーツを着用した上で、ハリウッド映画やテーマパークで用いられているナショナルファイバー製の高級ボア(毛材)毛皮を装着する。 スーツ頭部の目、耳、口など各パーツには合計14個の小型サーボモーターを内蔵しており、外部から3台のプロポによるラジコン操作で動かすことで表情を出す。