調査会社の米comScoreは2月8日、2007年12月の米動画配信利用状況の調査結果を発表した。ネット利用者の76.7%に当たる約1億4100万人が動画配信を利用し、動画閲覧回数の合計は過去最高の約102億回に達した。閲覧者1人当たりの閲覧時間は203分で、2007年初頭の閲覧時間を34%上回った。 comScoreは、米脚本家組合のストの影響でテレビドラマなどの新エピソードが放映されず、視聴者が新しいコンテンツを求めていることが、12月のオンライン動画閲覧の伸びにつながったとみている。 閲覧回数の動画配信サービス運営企業別首位は引き続きGoogleで、前月比1.3ポイント増の32.6%のシェアを獲得。同社サイトでの閲覧回数33億回のうち、97%はYouTube.comによるものだった。2位はMySpaceを擁するFox Interactive Mediaで、シェア3.5%。以下、Yah