悪魔は細部に宿る (あくまはさいぶにやどる、英: The devil is in the details) とは、細部に隠された罠や不可解な要素を暗示する英語の格言である[1]。すなわち、一見して簡単にできそうなことでも、完成までに予想以上の時間や労力を要することを指す[2]。 この言葉は、以前から使われていた「神は細部に宿る (英: God is in the details) 」に由来しており、何をするにせよ徹底的に行うべきであるということ、つまり細部が重要であるという考えを表している[1]。 起源[編集] 元々の「神は細部に宿る」という言葉は、多くの人から由来している説が唱えられているが、中でも注目すべきはニューヨーク・タイムズがドイツ出身の建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの言葉として記述した、1969年の追悼記事である。しかし、一般的にはミースが起源ではないとされて