拇指球(ぼしきゅう)を意識し、 指先をしっかり使った歩き方をマスターしよう 現在、シューズの発達により、足指に力を入れずにシューズに力をゆだねて歩くことができるため、後傾(重心が後ろに傾いている)の選手が増えてきました(下図参照)。 軽やかで、どの方向にもバランスよく動くことができる選手は、足指でしっかり地面をとらえた動きをしています。 ためしに指を完全に浮かせてかかとだけで歩いてみてください。柔らかい動きは難しく、ぎこちない歩き方しかできないでしょう。 でも、シューズの発達によって、指先の力を抜いてシューズにゆだね、かかとに重心のかかった歩き方が習慣になっている子供が増えています。 本来、人間の持っている足の機能を正しく使うことをマスターするには、裸足で歩くことが一番の近道です。 アフリカや中南米のスポーツ選手が脚力に秀でているのは、裸足でいる時間が長いことと関係していると言われています