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ブックマーク / note.com/daitamesue (2)

  • 4×100mリレーで攻めるということ|Dai Tamesue(為末大)

    4×100リレーで1,2走者での受け渡しに失敗し日は失格しました。予選で厳しかったのでリスクをとって攻めたのだろうと思います。上位3チームのタイムを見ると、確かにギリギリを攻めないとメダルは難しかったのだろうと思います。 選手が攻めるとよく言いますが、一体攻めるとはどういうことなのでしょうか。リレーは選手同士がバトンパスをしていく競技ですが、その場に立っていてバトンをもらうわけではありません。折角前の走者が加速してきた勢いを無駄にしないように、次の走者が走り出して勢いに乗ったところでバトンをパスします。要するにリレーのうまさとはバトンそのものがスタートからゴールまでいかに無駄な減速をしないでいられるかという技術です。選手を一度意識から消してバトンだけをイメージしてみてください。リレーに関しては主役はバトンで選手は運び屋です。 選手は飛び出す際にマークを見ています。スタート前に選手がちょこ

    4×100mリレーで攻めるということ|Dai Tamesue(為末大)
    mayumiura
    mayumiura 2021/08/08
    オペラの全幕公演のようだ。“リレーに関しては主役はバトンで選手は運び屋です。”
  • 夢中の人、努力の人|Dai Tamesue(為末大)

    夢中の人がいた。歌を歌うのが好きで好きでしょうがないという人だった。いつも歌っていて、音楽の学校にも行って、何年もプロを目指していたけれど、結局それは叶わなくて歌の歌い方を子供に教えている。一番の理想は叶わなかったけれど好きな歌を歌えている。 夢を叶えたくてそれをするのか、それをするのが好きだからしているのか。両方を分けられるものでもないけれどバランスはある。夢中になっている人をみて努力の人は”努力して素晴らしい”と評価するかもしれない。夢中の人はそのことにすら気がつかないかもしれない。努力か夢中かは人の主観で決まっている。 努力は取引の世界だ。夢を叶える為に努力する。夢が叶えば報われた事になり、叶わなかったら報われなかった事になる。プロセスは結果によって評価される。未来志向で、いつも意識は先にある。頑張りきれればもちろん素晴らしいけれど、もし頑張っても頑張っても夢が叶わなかった時、あれ

    夢中の人、努力の人|Dai Tamesue(為末大)
    mayumiura
    mayumiura 2019/07/13
    “何かを目指す人は努力と夢中の世界を揺らいで生きている。”
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