日頃からお互いを強く想い合っている仲良し夫婦なら、どちらかに先立たれて遺されるのが一番の悲劇かもしれない。できることなら、共に幸せな時間を充分に過ごした上で一緒に天に召されるという愛の結末を、理想的な人生の終わり方と考える人もいることだろう。米国では先日、66回目の結婚記念日を間近に控えていた91歳と89歳の夫婦が、家族に見守られながら同じ日の午前と午後に相次いで亡くなったそうで、強い絆を思わせる最期を迎えた2人に、米国でも大きな注目が集まっているようだ。 米放送局ABCやFOXなどによると、この2人はオハイオ州ロシアの療養所内の同じ部屋でこの世を去った、91歳の夫ハロルド・クナプケさんと89歳の妻ルシーさん。教師をしていたハロルドさんは、第二次世界大戦中に知り合いだったルシーさんの義理の兄弟を通じて将来の妻となる彼女を紹介され、海外派遣中は手紙を通じて愛を育んだ。そして、戦争終了後の19
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