世田谷ミッドタウンエリアに縁のある人物と、その街を歩く『あの人のせたがやンソン』。第1回目に登場した作家・しまおまほさんに続くのは、シンガー・土岐麻子さんです。土岐さんと巡るエリアは中学時代から大学時代まで過ごした千歳船橋~経堂エリア。懐かしのアルバイト先と母校を訪れて、自身の原点にふれました。 文章・構成:加藤 将太 写真:永峰 拓也 ヘア&メイク:井手 真紗子 世田谷は人が暮らすための街 最初に訪れたのは、2015年7月にリリースされた土岐麻子さんの最新アルバム『Bittersweet』と関連する場所へ。アルバムの2曲目に『BOYフロム世田谷』というキャッチーな曲がある。その中で描かれているのは、ひとりの女性の成長物語。世の男性が本音や問題から逃げようとすることへの様を、一方通行地獄で知られる世田谷の路地にたとえた歌詞がウイットに富んでいる。そんな一方通行をヒントに歌詞を綴った土岐さん
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