個人や法人が所有する航空機などの減価償却資産を他者に貸し付けて、賃貸料を得るオペレーティングリースは、節税(課税の繰延)にも活用されます。本連載では、オペレーティングリースの仕組みについて紹介していきます。 貸し手が賃貸借資産の減価償却費を計上できる 皆さんは、オペレーティングリースというものをご存じでしょうか。 オペレーティングリースとは、個人や法人が所有する航空機などの減価償却資産を他者に貸し付けて、賃貸料を得るという、賃貸借取引のことをいいます。 オペレーティングリースでは、会計上も税務上も貸し手が賃貸借資産の減価償却費を計上することができます。耐用年数が短い資産を活用すれば、投資の初期では、減価償却費が賃貸収入よりも大きくなり、所得が赤字になります。投資の終盤では、減価償却が終わり、未償却残高1円の資産を売却して、売却益が生じることにより、所得が黒字になります。オペレーティングリー
![オペレーティングリースの利用が節税につながる理由 | ゴールドオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/44722a98b6f0c0a8e05deff65245338b31e41434/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fggo.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F0%2F572w%2Fimg_807632884cd60d2d0d7e2c20a5bf96e3909913.jpg)