リビア・ザウィヤの沿岸で、救助されたアフリカ移民を支援する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の職員(2018年3月10日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MAHMUD TURKIA 【9月9日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8日、リビアで移民や難民を標的にした人身売買業者や不法入国援助業者らがUNHCRの職員になりすましているとの「信頼できる報告」があると明らかにし、こうした不法業者を取り締まる行動を起こすよう求めた。 UNHCRによると、紛争で荒廃したリビアの各地で国連(UN)傘下各機関の関係者のふりをした不法業者たちが暗躍している。こうした「犯罪者」たちはリビアの上陸地点や密入国拠点で目撃されており、UNHCRのロゴにそっくりなマーク入りのベストや物品を使用しているという。 なりすまし不法業者に関する情報源は、リビアで人身売買業者に売り飛ばされ虐待や