2009年11月30日のブックマーク (2件)

  • 「研究を続けられない」…事業仕分けで若手研究者 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    事業仕分けが行われている東京・市ヶ谷の国立印刷局職員用体育館には25日、20歳代の大学院生ら生化学や脳科学などの研究者で作る「若い研究者の会」のメンバー8人が見学に訪れた。 「低い給与や不安定な身分で最先端の研究を支えている現状。このままでは研究を続けられなくなる」と危機感を抱いたためで、東大大学院で、たんぱく質を研究しているという谷中冴子さん(25)は「お金も時間もかかるのが科学技術の研究。効率を重視し、短い時間で結論を出すのにはなじまない」と語った。 一方、文部科学省の中川正春副大臣は25日の記者会見で、事業仕分けに対する意見公募に、1万2800件ものメールが寄せられたことを明らかにした。 科学技術予算に関する内容が多く、「目先の経済効果、費用対効果だけで事業評価すべきではない」といった声が目立つという。中川副大臣は「ノーベル賞を取られた先生方が危機感を持っている。私たちも(ノーベル賞

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    mbr 2009/11/30
    主に生化若手を中心として、若手の会のあいだで案内がまわっていた「事業仕分けを聞きに行く会」の記事。8名が集まったとのこと/文科省には25日の時点で「1万2800件ものメールが寄せられた」。
  • OD問題に憶う ---土方克法

    未就職博士 (OD) の問題がついに新聞紙上に姿をあらわした。昨年秋の札幌の学会で、当地の若い人達がOD問題のビラを配っていたが、内容は”われわれをどうしてくれるのだ”ということであった。筆者の大学では、1967年物理系の学科ができたが、教官定員はアッという間に優秀な人達で埋められてしまい、もう空き定員はない。その後いろいろな方面から就職の照会があるが、ない袖は振れず、如何ともし難い。このようにして、われわれも事の重大さを数年来感じてきたが、何等の有効な対策も講ぜられぬまま今日に至ったのであろう。素粒子関係では未就職者の数は600名とか1000名とか聞く。この人達は職ならざるアルバイトをしたり、周囲の庇護のもとに生活しているのであろう。現在のわが国は数千名のODを養う経済的余裕があるのかも知れない。しかし、たいていの人はODとなって何年か後には”おれをどうしてくれるのだ”という不満をもつ

    OD問題に憶う ---土方克法
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    mbr 2009/11/30
    しみじみと、時代は変わったな、と。いまや素粒子と生物物理が同列に並べられる事はまずない。ましてや就職難の筆頭に挙げられるような分野ではないはず>「素粒子とか生物物理を志す学生はあとを絶たない」