2012年7月31日のブックマーク (2件)

  • 10年後明らかになった日銀の二枚舌-国債購入の真の理由は政治判断 - Bloomberg

    7月31日(ブルームバーグ):日銀行は31日午前、2002年1-6月に開いた金融政策決定会合の内容を一言一句記録した議事録を公開した。同年2月の会合で決まった長期国債の買い入れの狙いについて、表向きは当時進めていた量的緩和政策の下での流動性供給手段という説明がなされてきたが、実際は政治圧力とメディアの報道によって外堀を埋められ、やむなく下した政治的判断だったことが明らかになった。 日銀は01年3月、日銀当座預金残高を操作目標とする量的緩和政策を実施。同年12月19日会合で同目標を10兆-15兆円に拡大した。当時は銀行の不良債権問題で金融システム不安が高まっており、株価がバブル後最安値を更新するなど、金融市場で緊張が高まっていた。 そうした中、小泉純一郎首相は年明け後の2月13日、総合的なデフレ対策を月内にまとめるよう指示。日銀に対して「デフレ克服に向けて思い切った金融政策をお願いした

    mcgomez
    mcgomez 2012/07/31
    須田美矢子審議委員は「私は理屈ではやる必要はないと思っているが、政治判断として長期国債買い切りオペを2000億円増額することを甘受できないわけではない」とした上で「非常に不愉快」と述べた。
  • 追加緩和に空しさ、02年日銀議事録に委員らの戸惑い

    7月31日、日銀は、2002年1─6月の金融政策決定会合の議事録を公表した。01年3月に踏み出した量的緩和政策の効果に半信半疑な委員らの戸惑いが透けて見える。都内の日銀店で2009年3月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 31日 ロイター] 日銀は31日、2002年1─6月の金融政策決定会合の議事録を公表した。不良債権問題を背景に物価下落と景気悪化が進む中、01年3月に踏み出した量的緩和政策の効果に半信半疑な委員らの戸惑いが透けて見える。 日銀の速水優総裁は小泉純一郎首相に対し不良債権の抜処理を求め直談判に出たが不発に終わり、政府からはあけすけな緩和要請が公言され日銀内では強い反発が広がる。政策手詰まり感が強まるなか日銀事務方は同年9月の銀行保有株買い取りという奇策を打ち出すこととなっていく。

    追加緩和に空しさ、02年日銀議事録に委員らの戸惑い
    mcgomez
    mcgomez 2012/07/31
    竹中担当相は「外交で為替レートは変わらない」と反論するが、須田委員が「できないのであれば、デフレはある程度甘受しなければいけない」と言い切っている。