岩手県釜石市で起きた山火事は、これまでにおよそ400ヘクタールの山林が焼け、発生から3日目となる今も続いています。火の勢いは弱まりつつあるということで、岩手県のヘリコプターが午前6時ごろから消火活動を再開しています。 けがをした人はなく、3日目となる今も燃え続けていますが、岩手県によりますと9日に比べて煙の量が減り、火の勢いは弱まりつつあるということです。 10日は、現場周辺の視界が悪いため上空からの消火活動が遅れていましたが、岩手県の防災ヘリコプターは午前6時ごろから活動を再開し、自衛隊のヘリコプターも視界が回復すれば消火にあたることにしています。一方、地元の消防や消防団も地上から消火活動を行うことにしています。 現場は、釜石市の中心部から南東に6キロほど離れた半島部に広がる山林で、釜石市は、風向きによってはさらに燃え広がるおそれもあるとして、尾崎白浜と佐須の2つの地区の136世帯348