どもっす。林岳彦です。ファミコンソフトの中で一番好きなのは『ソロモンの鍵』です*1。 さて。 今回は、因果関係と相関関係について書いていきたいと思います。「因果関係と相関関係は違う」というのはみなさまご存知かと思われますが、そこをまともに論じていくとけっこう入り組んだ議論となります。 「そもそも因果とは」とか「因果は不可知なのか」のような点について論じるとヒュームから分析哲学(様相論理)へと語る流れ(ここのスライド前半参照)になりますし、統計学的に因果をフォーマルに扱おうとするとRubinの潜在反応モデルやPearlのdo演算子やバックドア基準(ここのスライド後半参照)の説明が必要になってきます。 その辺りのガッツリした説明も徐々に書いていきたいとは考えておりますが(予告)、まあ、その辺りをいちどきに説明しようというのは正直なかなか大変です。 なので今回は、あまり細かくて遭難しそうな話には
国立情報学研究所が運営している学術情報データベース「CiNii」では、論文や図書・雑誌などの学術情報を検索できます。蓄積されている論文の中には無料で閲覧可能なものもあります。はてなブックマークで注目を集めているユニークな研究を紹介します。 ■ “大貧民”で一番強いプレースタイルは? ▽ CiNii 論文 - 大貧民におけるプレースタイルの相性に関する研究 “大富豪”という呼び方もあるトランプゲーム「大貧民」についての研究がこちら。複数のプレースタイルを想定し、想定したプレースタイル同士を戦わせて相性を調べ、その中で最適なものを検討するという内容です。 ■ 鴨川カップルの“等間隔の法則”に関する調査 ▽ CiNii 論文 - 5373 京都・鴨川河川敷に坐る人々の空間占有に関する研究 京都市内を流れる鴨川の川岸では、カップルやグループが等間隔に並んでいることがあります。この研究では“鴨川
なんだかとっても納得してしましました。 勉強するために学校へ行って学位を取る。学位の最高峰、博士号(Ph. D.)とは一体どういうことなのか? ユタ大学でコンピューターサイエンスを教えるMatt Might教授がイラストを使ってわかりやすく解説。毎年度初めに、博士号を取得しようとする生徒にこの話をするそうです。 この円の中には人の知識の全てがあります。 小学校卒業するくらいは、これくらいの知識が。 高校卒業するくらいには、もうちょっと。 4年制大学卒業して、専門分野ができます。 大学院でさらにその専門分野を深めます。 研究論文をガンガンよんでいくことで人間の知識の枠へと近づいていきます。 自分の専門分野をのばし、知識の枠線へと到達します。 そしてその枠線を数年かけて押しつづけます。 そしてついに...、押され続けたことによって枠線がポコンとでっぱります! そのポコンとしたでっぱり部分こそが
テレビで魚に右利き左利きがあることを発見した教授が出ていて、その話がすごすぎた。餌をとるのに右にばかり曲がる魚とか、魚にも利きというのがあるらしく、しかもそうした魚を干物にすると、右利きは右に曲がって干からび、左利きは左に曲がって干からびる、つまり骨格から利きが決まっているらしい。その比較を見せてもらったときは鳥肌がたったわけで、偉大すぎるだろ、とびびっていたのだけれど、アナウンサーさんは変な研究、と言いたげに苦笑していて、しまいには「なんの役に立つんですか?」という自然科学でもっとも野暮な質問をしてしまっていた。 うーん。「なんの役に立つんですか?」という言葉は、実はいろんなことに投げかけられている。「マンガなんて読んで、なんの役に立つの?」「宇宙なんて研究して、なんの役に立つの?」「絵画なんて観て、なんの役に立つの?」大衆にとってもっとも価値があるのは「利便性」だ。「利便性>娯楽性>芸
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