正直、読み終えた今もこのタイトルには抵抗感があります。タイトルのインパクト勝負じゃないのか、あえて過激なタイトルにすることで目を引こうとしたんじゃないのか、このタイトルを見たときの自分がそう思わなかったのかと問われれば、否定はできません。それでも特設サイトで冒頭文を目にして「ああこれは読まなければ」と思い手に取った、そういう感じの感想文です。 夫のちんぽが入らない 作者: こだま 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2017/01/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 著者である「こだま」さんは、”あそこ人口より熊のほうが多いんでしょ”と言われるほどの田舎から大学進学で街に出てきて、同じアパートに住む男性と出会いあっという間に付き合うことになります。こう書くと、田舎から出てきた女子大生が恋人と結婚し就職して経験した様々な出来事を綴る生き様エッセイのように見えま