今回紹介する岡本氏は青森県の出身。栃木の大学を卒業後、地元に近い八戸にある、独立系のソフトウェア企業に就職。しかし1年半後、東京に転勤することに。建築系の業務システムの開発からWeb系のアプリ開発まで、非常に幅広い開発に従事しながら約9年の経験を積んだ。 そんな彼が昨年の秋、東日本大震災をきっかけに家族との絆を強めたいと考えて再び八戸に戻ることに。そこで直面した、東京と地方における、エンジニアを取り巻く環境やワークスタイルの決定的な違いとハンディキャップ。しかし彼は、一つの決意を胸にある活動を起こすことになる。 東京と八戸、それぞれの地域はエンジニア視点で何が違うのか? そして岡本氏はどんな活動を新たにスタートさせたのか? その経緯や真相について、本人に語ってもらおう。 「青森から栃木の大学に進学後、自分が長男だったこともあって就職は地元の八戸近郊でしようと決めていました。エンジニアの道を