2010年09月24日18:45 カテゴリ書評/画評/品評Art 本たちの息吹き- 書評 - 松岡正剛の書棚 オトバンク上田様より献本御礼。 松岡正剛の書棚 松岡正剛 うっとり。 もうマタタビをかまされた猫状態。 だって、あの松丸本舗が、手元にあるんですよ。 いや、もちろん本書は「松丸本舗」の本であって松丸本舗じゃない。 でもそれを言ったら「○×」の本は○×じゃない。 しかし読み手は、それを読む事によって「」をはずす。 そして○×は読み手の世界の一部となり、読み手の世界はそれ以前の世界に戻ることはない。 そうして読み手は、おもかげを残したままでうつろい行く。「全体は部分の総和より大きい」という言葉があるが、「部分の総和」がおもかげで、うつろいとはそれと全体との差のことなのだろうか。 実は本そのものは、うつろわない。 〆られた魚が泳がないように。 しかしその「いぶかない」物は、「いぶく」者の
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