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ブックマーク / www.realtokyo.co.jp (2)

  • REALTOKYO | Column | RealCities | 039: from Tokyo - 「LEVEL7」のマグニチュード・ゼロ

    2011年3月に発生した東日大震災から1月半ほど経った5月1日、渋谷駅の通路に設置されている岡太郎の壁画作品「明日の神話」の右下に、崩壊した福島第一原発を思わせる風刺画がはめこまれ、にわかに注目を集めた。その後、アーティスト集団Chim↑Pom(チンポム)が風刺画を設置している動画がYouTubeにアップされ、また5月20日から25日まで無人島プロダクションで開催された同グループの展覧会『Real Times』にてその動画が展示されたことで、一連の騒ぎがChim↑Pomによるものであることが明らかになり、この原稿を書いている5月25日現在も、Twitterなどのウェブ・メディアを中心に多方面で議論を巻き起こしている。 それらの議論のなかには、それが「アートなのか」「犯罪じみた迷惑行為なのか」という二者択一の論理に終始しているものも散見される。公共空間におけるゲリラ遂行的な表現行為には常

  • REALTOKYO | Column | Out of Tokyo | 140:レントゲンの日々

    数字の6が3つ並ぶ06年6月6日に、おなじみスーパーデラックスで『元服』というイベントが開催された。現在はレントゲンヴェルケと名乗るレントゲン藝術研究所の設立15周年を記念する催しで、僕はトークショーの司会を担当した。スピーカーはアーティスト/パフォーマーの飴屋法水、現代美術批評家の椹木野衣、かつてのレントゲン・スタッフで現在は山現代の代表であるギャラリストの山ゆうこ、そして藝術研究所創設者にしてレントゲンヴェルケ代表の池内務の各氏。いずれも初期からレントゲンの活動に関わった面々だ。僕は15年間を通じて、ときどき足を運ぶ程度の単なる部外者だったが、インサイダーとは違う距離が取れるという理由で声をかけてもらったのだった。 レントゲンには、現在のアートシーンを牽引する顔ぶれが、とんでもなくたくさん集まっていた。1991年から95年まで大森にあった「藝術研究所」のみに限っても、村上隆、中原

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