電車などの撮影を趣味とする鉄道ファン、いわゆる「撮り鉄」の2人が、東京・日野市にあるJRの敷地内に無断で侵入したとして鉄道営業法違反の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのはいずれも無職で、千葉市に住む28歳の男性と愛知県瀬戸市に住む23歳の男性です。 警視庁によりますと2人はことし3月、東京 日野市にあるJR中央本線の鉄橋の下の石垣によじ登り、敷地内に無断で侵入したとして鉄道営業法違反の疑いが持たれています。 この影響でJR中央本線は緊急停車し、30分ほどの遅れが生じたということです。 現場は電車などの撮影を趣味とする鉄道ファン、いわゆる「撮り鉄」に人気の撮影スポットで、この日は廃車になった特急「踊り子号」が機関車にけん引されていく姿を撮影しようと、2人を含む数人の「撮り鉄」が現場を訪れていたということです。 任意の事情聴取に対し、いずれも容疑を認めたうえで「鉄道ファンとしてほかの