2023年2月3日(現地時間)より、VMware ESXiが稼働するサーバーを標的としたランサムウェア攻撃に関する情報が仏CERT-FRやOVHcloud、BleepingComputerなどから公開されています。同製品の既知のOpenSLPのヒープオーバーフローの脆弱性(CVE-2021-21974)を悪用した攻撃とみられ、攻撃を受けるとファイルが暗号化され身代金の支払いを求めるメッセージが残されます。 日本国内でもインターネットから接続可能な状態で同製品が稼働するホストが確認でき、今後こうした攻撃の被害を受ける可能性があるため、同製品を利用している場合、引き続き関連する情報を注視いただきながら、次のような対応をご検討ください。 推奨対策 既知の脆弱性に対する対策や回避策の適用(参考: VMware Security Advisories) 稼働するサービスやアクセス制限の見直し(参考: