ご存知とは思いますが、CAEはコンピュータで応力、強度の検証をする構造解析ツールです。 従って、昔は試作製作→試験→合否判定のサイクルを何回も繰り返して、時間と金を浪費していましたが、CAEを使う事でほぼ1サイクルで済むようになり、時間と金の削減が可能、試験車両台数削減になりました。 しかしCAEも人的入力ミスや間違った使い方でとんでもない事になってしまいます。 去年自動車メーカーのリコール数は過去最高だったのはCAEの結果を信用し過ぎた件も多く含まれていたはずです。 要は自動車メーカーはまだCAEを使いこなせてはおらず、折角削減した金をリコール対策金に廻してしまっているのが現状です。
![自動車開発に使われるCAEについて](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2fe491b1a409c05ce2e0ad219515b7dad6362a58/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Foshiete.xgoo.jp%2Fimages%2Fsp%2Fqa_recommend%2F2026_5.jpg)