本企画展では、本年がちょうど「日本磁器誕生・有田焼創業400年」にあたるのを機に、有田のご紹介とまほうびんとの関わりをその歴史を辿りながらご紹介いたします。 そのメインは、金属不足から第二次大戦中のまほうびん製造はなかったという業界の通説を覆す、ケースに有田磁器を採用した新発見の卓上ポットと、1980年代を中心に販売されたまほうびんと有田焼の茶器セットを組み合わせたギフトセットの数々であります。現在でも有田焼のケースにステンレスまほうびんを組み入れた卓上ポットがつくられており、長い間深い関係があることを知っていただけると存じます。歴史的な写真画像なども含めて、是非お楽しみください。