ViacomがGoogle傘下のYouTubeを相手に、同動画サイトが著作権侵害行為を助長しているとして起こした訴訟で、これまでは中立とみられていた米国の映画業界が、Viacomを支持する姿勢を表明している。NBC Universal、Warner Bros.、Disney、映画俳優組合(SAG)、全米監督協会(DGA)が、この数日で相次いで法廷助言要約を提出し、判事にViacomに有利な判決を下すよう求めた。 映画業界の多くは現在、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)のセーフハーバー条項は、YouTubeをサイト上の侵害責任から保護することにはならないと判事に述べている。これに対し、Google広報担当者は、「法廷ではこういった(著作権所有者からの)主張は、何度も退けられている」と述べている。