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聴診器に関するmedicalcloudのブックマーク (4)

  • 聴診とラ音 | 呼吸器内科医

    ●聴診器の発明 聴診器はRené-Théophile-Hyacinthe Laennec(1781~1826)が1816年に発明しました。子供たちが木の板をたたいて音を聞いて遊んでいるのを見て、心臓疾患の女児に木筒をつけてみると、心音や呼吸音が聞こえたことがその始まりと言われています。Laennecは当初、断続性のraleと連続性のrhonchusの2種類を命名しましたが、1970~1980年代にはこれらをもとにいくつか呼吸音が分類されることになりました。LaennecをLaënnecと誤表記しているもありますので注意してください。 Chast F. Laennec but not Laënnec founded anatomoclinical medicine. Lancet. 1998 May 23;351(9115):1592. ●呼吸音の分類 ちなみに「ラ音」という言葉があります

    聴診とラ音 | 呼吸器内科医
  • 聴診器の話

    聴診器の話 ーラエネックからステレオまでー 北里大学医学部胸部心臓外科 風間 繁 目次 1. はじめに 2. 聴診器の歴史 3. 聴診器の基点 4. 大きさと重さ 5. オープンベル型とダイアフラム型チェストピース 6. ベル型とダイアフラム型の使い分け 7. イアチューブ 8. 聴診器の性能の判定 9. 現在の聴診器 10. ステレオ聴診器 11. ステレオ聴診器発明の経緯 12. ステレオ聴診器の評価 13. 参考文献 1. はじめに 聴診器は1810年代に登場した最初の医療診断器具ですが、この簡単な器具によって心臓、肺、消化管、動 脈、静脈などの多くの疾患や病態が診断され、把握されます。また非侵襲的な血圧測定法として聴診法は最も 正確、迅速な方法です。安価であり、維持費もかからず、持ち運びが自由であるこの診断器具の有用性はいく ら強調しても強調されすぎることはありません。 私自身も

  • 聴診器をベッドサイドで使いこなそう / 髙階經和

    はじめに: 1816年にフランスのレネック( Rene T. Laennec)が世界で初めて、自作の木製聴診器を臨床に応用したのが、聴診器のはじまりである。それ以後およそ二世紀の間に医学は長足の進歩を遂げた。循環器領域のみならず、臨床医学のあらゆる分野で、電子工学技術の応用は目覚しく、超音波検査に代表される画像診断や、放射線分野のCTスキャン、MRI検査などの診断機器は、短時間に従来の診断法よりも遥かに優れた診断の正確さを示すに至った。 その結果、医師の中には身体診察で十分診断できる患者に対しても、ハイテク機器を診断に使うのが当然だと考える、所謂「ハイテク依存症」と呼ばれる人達が増えてきたことは残念だ。これらハイテク技術を駆使した診断法を先行させる結果、綿密なベッドサイド診察を行う手技を軽視するか、もしくは無視してしまうという、末転倒の現象が起きている。これでは医療の現場での人間的なコミ

  • 聴診器の選択

    仮想座談会 聴診器の選択 (この仮想座談会の内容はすべて実在の人物の証言にもとずくもので、虚偽、仮定、誇張などは一切ありません) 出席者 A 先生 研修医(男性) B 先生 研修医(男性) C 先生 研修医(女性) H 先生 医学部教官(心臓循環器専門) R 先生 医学部教官(呼吸器専門) S 先生 国立病院医師(心臓外科医) K 先生 ステレオ聴診器発明者 M 氏 聴診器メーカー技術者 目次 1. よい聴診器の条件 2. オープンベル型とダイアフラム型の差異 3. チューブとイアピース 4. 聴診器の種類 5. ステレオ聴診器 6. 聴診器の歴史 7. ステレオ聴診器の効果 8. ステレオ聴診器の海外の評価 9. ステレオ聴診器の種類と使い方 1. よい聴診器の条件 A先生 いよいよ医師としての研修が始まります。学生の時には手ごろな値段の聴診器を使っていたのですが、あらためてよい聴診器を

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