「AI(人工知能)医療診断」は驚異の進化を続けている。「問診」は医師と患者という人間同士の“対話”で、AIとは縁遠い印象があるが、それもまた違っている。すでに「人間ドック」の一部にAI問診を取り入れている病院がある。 東京・大田区にあるAI和合クリニック。記者は専用のスマホアプリで予約してあるので、受付用タッチパネルで患者番号を入力すれば受付完了である。 待合室でタブレット端末を渡され、氏名、年齢、身長、体重を入力。画面に次々に現われる質問項目に、該当する選択肢を指でタッチして答えていく。 「主な症状は?」という質問の時、この診断を体験した記者は1年ほど前から左上腕にしびれを感じているので、「腕のしびれ」をチェック。すると「より詳しく聞かせてください」という画面が出てきたので、選択肢から「やや耐えがたい」を選んだ。 「どのくらい前から?」「症状が出る時間は?」「しびれもしくは違和感の現われ
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