富山化学工業株式会社(とやまかがくこうぎょう、英語:TOYAMA CHEMICAL CO., LTD.)とは、東京都新宿区にある医療用医薬品を製造・販売する製薬会社である。富士フイルムホールディングスのグループ企業であり、同社と大正製薬ホールディングスが出資する企業でもある。 概要[編集 | ソースを編集] 富山化学工業は富山県で化学薬品の製造・販売・研究を行う会社として1930年に富山化学研究所として創業し、1936年に法人化(株式会社化)された。 1961年に東京へ本社移転したが、富山県富山市にも事業所が所在する。 この富山市の営業所で1998年にひっそりと開発されていたファビピラビルという薬剤が後の2014年にエボラ出血熱のアウトブレイクで注目を浴びることとなった。 2002年9月に大正製薬と資本・業務提携を行い、同年10月に同社との合弁で医療用医薬品の販売を行う大正富山医薬品を設立