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雑誌販売部数は55年前の水準に 出版科学研究所によると2019年1~12月の出版販売額は前年比0・2%増の成長になった。書籍・雑誌はマイナスだが、電子出版の伸びが全体を押し上げた形だ。一方で大手出版社3社の業績は、下がり続けてきた広告売り上げがプラスに反転し、デジタルと広告の増収で各社増収増益となった。市場構造の変化への対応が各事業者の今後を分ける局面に入ったことを印象づけている。 【星野渉】 書籍と雑誌の市場は相変わらずマイナスが続いている。特に雑誌は縮小がとまらず、販売部数は10億冊を下回り9億7554万冊になった。これは前回の東京オリンピックの翌年1965年以来、実に55年前の水準である。とりわけ週刊誌の落ち込みは大きく、販売金額が1000億円を割り込んだ。(2019年出版市場 紙・電子の合計は1兆5432億円、前年比0・2%増) 出版科研の統計がある1950年から68年間の推移をグ
さくらインターネット研究所では、10年後の未来を見据えた研究ビジョンとして「超個体型データセンター(Superorganism Data Center)」のコンセプトを掲げている。各研究員がそれぞれの専門領域からこの世界に向けてアプローチする中で、分散システム(エッジ/フォグコンピューティング)領域の研究を進めるのが上級研究員の菊地俊介氏だ。 さまざまな業界におけるIoT活用や5Gサービス開始の動きもあり、市場ではさまざまなエッジコンピューティングのソリューションが出始めている。しかし菊地氏は、現在実用化されているエッジコンピューティングと超個体型データセンターの世界の間には「まだまだ大きなギャップがある」と指摘する。“理想の世界”を実現するためには、これから何が必要なのだろうか。 エッジとフォグの大きな違いは“タテ構造/ヨコのつながり” 菊地氏は早稲田大学大学院 理工学研究科 電子・情報
太田直樹「未来はつくるもの、という人に勧めたい本」 第4回 "Boundary Spanning Leadership: Six Practices for Solving Problems, Driving Innovation, and Transforming Organizations" by Chris Ernst, Donna Chrobot-Mason 2010年11月出版 『組織の壁を越えるー「バウンダリー・スパニング」6つの実践』 著:クリス・アーンスト、ドナ・クロボット=メイソン 訳:加藤雅則、三木俊哉 英治出版 2018年12月発売越境人材は得をする「バウンダリー・スパナー(境界の連結者、越境人材)」とは、異なるコミュニティ間の結節点にいる人のことを言う。 (図:太田直樹作成) 図で表すと一目瞭然で、AさんはBさんより、バウンダリー・スパナーの度合いが高い。便利なソフ
アリゾナ州フェニックスに本拠を置くEVスタートアップ「ニコラ・モーター(Nikola Motor)」は、水素燃料電池で駆動するセミトレーラーでトラック業界に変革を起こそうとしている。 そのニコラがピックアップトラック市場に参入し、イーロン・マスク率いるテスラや「リビアン(Rivian)」に挑戦状をたたきつけた。 テスラの「Cybertruck」やリビアンの「R1T」はリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離が300マイル(約482キロ)であるのに対し、ニコラが発表した「Badger」は、セミトレーラー用に開発した燃料電池とバッテリーを組み合わせることで2倍の航続距離を目指すという。また、馬力は906馬力を超え、静止状態から時速96キロまでわずか2.9秒で加速する。水素ステーションがない地域に住むドライバー向けに、バッテリーのみで駆動するモデルも提供するという。 「Badgerの生産によっ
ダイヤモンド・プリンセスに入りましたが、何者かによって1日で追い出されました。感染対策は悲惨な状態で、アフリカのそれより悪く、感染対策のプロは意思決定に全く参与できず、素人の厚労省官僚が意思決定をしています。船内から感染者が大量に発生するのは当然です。すぐに船内のみなさんを(医療者たちを含めて)助けてあげねばなりません。
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