小説や写真集、雑誌、実用書からマンガまで、多くの電子書籍を配信するストア「ブックライブ」を運営するBookLiveは、2021年に10周年を迎えた。 社長の淡野正氏は、同社を立ち上げる以前、ガラケーの時代から電子書籍に携わり、中でもマンガの電子化に尽力してきた。淡野氏のキャリアとBookLiveのこれまでを振り返るとともに、紙書籍と匹敵するほどの存在感を持つまでに至った電子書籍のこれまでとこれからについて、話を聞いた。 「紙」をメインに扱う印刷会社時代に、電子書籍に注目したワケ ――淡野社長は、かつて凸版印刷にお勤めだったと聞いています。紙などの印刷を事業とする企業の中で、電子書籍に取り組み始めたきっかけは何だったのでしょうか。 淡野正社長(以下、淡野社長): 凸版印刷の中で、さまざまな事業を経験しましたが、最後にたどり着いたのがEビジネス事業部という部署でした。いわゆる企画部隊で、新しい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く